さいころころりん@ORANGEです。一年生の美術学科が泊りがけで奥能登国際芸術祭に行ってきたのでレポートしようと思います。
この芸術祭は色々なところに点々と作品が展示されているので珠洲市を巡る必要があるんですね。という事でまず到着したのがラポルト珠洲に展示されている「潮流 – ガチャポン交換器 –」
なんなのでしょうか、これは
どうやら1回100円のガチャポンを回すと地元の人やこの作品を見にきた人がカプセルにいれておいた「思い出のかけら」がでてくるようです。
こういっちゃなんですがかなり玉石混交です目玉おやじのキーホルダーやリボン、松茸まであります。
せっかくなのでやってみましょう。
ネックレスがでてきました。なにやら手紙も入ってますよ。
「ナチュラルで可愛くて買ったものの、ほぼ未使用です。使っても、飾ってもオシャレです!大事にしてあげて下さい。 (22才女子大生)」、、、、、おぉ、、、当たりじゃないでしょうか。
なんでナチュラルでカワイイのにほぼ未使用だったのでしょうか
次に行ったのはこちらさいはてのキャバレー
なにやらアンダーグラウンドな感じがします。中に入ると昭和の映画の舞台のようで楽しかったです。
そして塩田千春さんの時を運ぶ船
赤い糸が張り巡らされた空間です。珠洲は日本で唯一
揚げ浜式塩が現存する場所ですのでこの作品のテーマは塩田です。
、、、、写真写りが悪いですね、よろしければリンク先へどうぞ。
こちらの作品が展示されているのはすでに使われなくなった保育園
塩田さんはなにか感じるところがあってここを会場に選んだようです。
そろそろ宿に行きましょう。
おっとスゴいです!宿の隣に見附島がありました!
おぉ、、、もちろん知ってはいましたが実物を見るのは初めてでした。
テンションが上がったので、できるところまで近づいてみます。
おおぉ~~~大満足です。
しかしここまで近づいてしまうと帰るのが大変です、非常に足場が悪いです。落っちゃった人がいると噂をききました。
ついでに足場となっている岩に付着した海藻をパシャリ、こういうの好きです。
また海岸には沢山の陶器が捨てられているように見えますがこれは作品なんですよ。
タイトルは「Drifting Landscape」です。写真間違えて消去しちゃいました。
宿の部屋に入るとウルトラマンがやってました、やったぁ!!!!!!!
この宿、ご飯がとっても豪華です。こんなのは今回の合宿だけです。
翌日
今回の奥能登国際芸術祭で個人的に最も印象に残ったのは、、、、、
うわぁぁぁぁぁああああ
家が塩で埋まっちゃってます!家の中に枯山水をつくっちゃったって感じでしょうか。
大きな空間を利用した作品をつくるさい、それようのスペースや建物を用意することはよくありますがこの作品は普通の民家をつかっている所が面白いですね。
ごめんなさい作品のタイトルは未チェックでした。
そして帰路につくわけですが途中に石川県能登島ガラス美術館によりましたよ。
(ほとんどの場所が撮影禁止でしたので写真はナシです)
この美術館は僕にとってダイレクトに好みでした。
特に松宮硝子さんの「Duquheapuer」とピカソの原案を立体化した「陽気な天使」が素晴らしかったです。
どうやらイ・ブルさんの「出現」というチョーかっこいい作品があったようですが8月17日に撤収してしまったようです。残念。
本当に素晴らしい美術館だったのですが、団体行動のためバスに移動。これまたちょっと残念。
以上を持ちまして学校に帰ってきました。色々と素晴らしい作品を鑑賞することができましたし、友達との会話も食事も楽しかったです。いい思い出になりました。
どうやら2年生になったらヨーロッパへの合宿もあるようですね、今から楽しみです。