こんにちは、あまね@ORANGE です
今年は珍しく台風が本州を何度も通りましたね…。
その影響で被害を受けたところも少なくないと聞きます…( ; – -)
私たち美術学科も、今年は台風の影響を受けてしまいました。
それは……
「地域美術演習合宿研修の延期」
です( ´△`)
美術学科では1年生の夏季休暇中に泊まりがけで課外授業を行います。その訪れた地域の美術や芸術などを見て、それぞれのコース毎の課題に取り組むというものが「地域美術演習」という授業です。
今年は7月29日〜9月17日の期間に新潟の越後妻有で行われる「大地の芸術祭 越後妻有 アートトリエンナーレ」というイベントに行くことになっていました。
(事前研修の様子は下の過去記事を参照ください)
ブログ記事『地域美術演習の事前研修!』
…が、タイミングが良いのか悪いのか出発の日にちょうど台風が北陸地方に直撃してしまい、やむなく新潟行きは中止となりました。
地域美術演習は必修授業のため、日帰りでもどこかに行くことが重要となります。
そして、美術学科の先生方の話し合いの結果、滋賀県で開催されている
「BIWAKO BIENNALE 2018」(琵琶湖ビエンナーレ)
というイベントに行くことになりました!
・:*+.\(( °ω° ))/.:+
当日は朝から曇り空で昼ごろから雨になるとの予報でしたが、学生たちは遠足のような授業にバスの中でも楽しそうでした^^
そして、石川県加賀笠間の本学から会場である滋賀県近江八幡市まで高速道路で走ること3時間ほど、途中休憩も挟みながら会場に到着しました。
みんなで集合写真を撮ってから、帰りの時間までそれぞれのグループで街中を散策しながら作品たちを観ていきました。
古い街並みがそのまま残っている箇所が多くとてもゆったりとした時間が流れていました。
家の中に生えているつる植物かと思いきや…
切り抜いた世界地図でできた作品です!
自生しているかのような自然さでした…。
ガラスのような球体が開いた扉から漏れ出ているかのような作品でした…。この部屋の中には入ることはできず、扉の中を覗けないのがまた想像を掻き立てました。
これらは「岩塩で形作られた銃」の作品です。
銃という人を殺せる兵器が動物にとって必要不可欠な要素である「塩」でできているものです。
作者の考えがダイレクトに伝わってくるような作品もあれば何かの意図が無いように感じる作品もありワクワクしながら見ていきました。
私がこのイベントで一番好きな作品はこの、
障子の枠の中に水槽を埋め込み外の景色と中の魚を一緒に見ることができる作品です(°▽°)
この水槽の上部には穴が空いており、中の魚が元気に泳いでいました。
緑の多い中庭と真っ黒な魚が綺麗な融合を果たしていて、とても幻想的でした…。
途中から雨が降り出してしまい、天候的に良いコンディションではありませんでしたが、ごく普通の民家の中に芸術作品が詰め込まれておりとても刺激的な展覧会でした。
美術館のように窓ガラスで隔てられている状況ではないからこそ感じられる自然さや自分との一体感もまた、作品のリアルさが増して良いなぁと思いました。
「BIWAKO BIENNALE 2018」は2018年11月11日まで開催されています。
https://energyfield.org/biwakobiennale/ (外部サイトに飛びます。)
『散歩がてら!』とまではいきませんが、たまの遠出も楽しいのではないのでしょうか…?(((o(*゚▽゚*)o)))
それではまた、次回も見てくれたらうれしいです|x・)→